正しい言葉づかい

丁寧語を覚える!ビジネスシーンで会話をスムーズに進める活用法

丁寧語はビジネスシーンにおいての日常語です。使い方も比較的簡単ですが、様々なバリエーションを覚えておくと、会話をスムーズに進めることができます。

また、いつも使っている普通の言葉も、フォーマルな場所では、言い換えたほうがスマートな場合があります。

知っておくとためになる丁寧語の活用法を見てみましょう。

「です」「ます」の活用法

丁寧語は、子供の頃から躾として親から学ぶ人が多いかもしれません。

学校でも指導されるので義務教育を終える頃には、ある程度の丁寧語は身に付いているでしょう。

しかし、ビジネスの場では、ただ丁寧語を使うだけでなく、話す相手との良い関係を築き、自分や会社に良い印象を持ってもらえることを意識して、使わなければなりません。

「ございます」の活用法

改まった状況や、お客様に対しては、「です」「ます」ではなく「ございます」を使うのがふさわしい場合があります。

例えば、お客様の発言に同意するとき、「そうです」では冷たくそっけない印象を与えてしまいます。

この場合「さようでございます」がふさわしい丁寧語と言えるでしょう。

ただしこれは、かなり改まった場面です。他に「ございます」を使う場面としては、名前を名乗るときや商品を紹介するときなどがあります。

「ございます」は自分側の動作の場合に使います。相手の動作には使いません。

自分の名前をいうときには「私〇〇でございます」と言いますが、相手の名前を確認するときには、「〇〇様でいらっしゃいますか?」と言います。

「〇〇様でございますか?」とは言いません。

「ですね」「ますね」の活用法

通常の「です」「ます」に「ね」をつける活用法です。

例えば、「美味しいです」であれば「美味しいですね」と言い換えることで、自然な表現にすることができます。

また相手に同意を求めることで、一方通行ではなく会話する雰囲気を作ることもできます。

注意すべき点

「です」「ます」はそのまま質問に使うことはできません。例えば、「~します?」とか、「これは~です?」というように、語尾を上げて質問にしてしまうと言ったことです。

これは意外と耳にしますが、丁寧な言葉遣いとは言えません。必ず最後に「か?」をつけましょう。

細かいことですが、丁寧語は、全体のまとまりが重要です。

丁寧語を話すことで、「あの人は丁寧な人だった」と言う全体の印象に結びつくのです。

尊敬・謙譲の表現と合わせて使う

丁寧語と合わせて、謙譲や尊敬の表現を使えば、印象はかなりアップします。

例えば相手の会社は「御社」、自分の会社は「弊社」など、セットで覚えておくと良いでしょう。

この尊敬・謙譲の表現も、時代と共に受け取り方が変わってきた言葉もあります。

日本人は昔から、自分の側を下に置くことで、相手を高めることを美徳とする傾向がありました。

身近なものとしては、自分の家族に「愚妻」「愚息」「愚女」と言う表現を使うと言うことがあります。

自分の家族に、「愚か」と言う言葉を足してへりくだっているわけですが、これは最近あまり耳にしなくなりました。

相手が若い人なら、意味すらわからないかもしれません。

また使い方によっては、例えば「良い奥様ですね」と妻を褒められ、「いえいえ愚妻です」と返すと言う場面ですが、へりくだるどころか逆に嫌味に聞こえないでしょうか。

素直に「恐れ入ります」と言った方が好印象です。

確かに「敬語」は学ぶことから始まりますが、時代にそぐわないものもあるので、注意しましょう。

大切なのは自然に使うことです。

丁寧な表現と組み合わせる

丁寧語と組み合わせる丁寧な表現は、たくさんあります。

  • 「あっち・こっち・そっち」は「あちら・こちら・そちら」
  • 「誰」は「どなた」
  • 「今日・あした」は「本日・あす」

と言った表現は、丁寧語と組み合わせて、全体を綺麗にまとめることができます。

また、「案内」や「伝言」に「ご」を付け「ご案内」「ご伝言」としたり、「手紙」や「金」に「お」をつけ、「お手紙」「お金」にすると言った言い換えもあります。

これもまずその表現について学ぶことから始まります。

まず学び、日々使うことで身につけましょう。

まとめ

丁寧語そのものは簡単ですが、会話全体を爽やかな印象にするための活用法はたくさんあります。

尊敬・謙譲の表現と組み合わせたり、丁寧な表現と組み合わせることで、普段の丁寧語が生きてきます。

敬語は、会話だけでなくメールで文字にすることもあります。

メールはごまかしが効きませんし、メールに関するビジネスマナーもプラスしなければなりません。

その点から言っても、最初に正しく学ぶことが重要です。

ほとんどの企業が、新人研修のプログラムに「敬語」を組み込んでいるので、しっかり学びましょう。

研修でテキストが配布されたなら、その後も保管し、時々見直しましょう。

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