正しい言葉づかい

【挨拶のマナー】明るいあいさつはコミュニケーションの基本

挨拶は、子供の頃から家や学校で教えられている、人としての基本的なマナーです。

そしてこれは社会人になっても、コミュニケーションを円滑にし、良好な人間関係を築く上でとても大切です。

挨拶をする時の表情、声色、そして様々なパターンの挨拶について考えてみましょう。

表情が最も重要

好感を持たれる挨拶をするために、最も重要なのは「表情」です。

相手の目をみて、笑顔であれば100点ですが、口角を上げ微笑む程度でも良い印象を与えることができます。

悩みや疲れ、ストレスは表情に現れます。どんな時も気持ちを切り替えて、笑顔で挨拶をするのが基本マナーです。

明るい声色

表情の次に重要なのは「声色」です。声色とは、声の調子や音色のことを言います。

挨拶をする時には、当然のことながら、相手に聞こえる声量でなければなりません。

相手に聞こえていなければ、挨拶をしなかったも同じことです。相手の方を見て、笑顔で声を出せば、自然と相手に届く声量は出るものです。

また声の高さは、自分が普段話す声より少し高い音で挨拶すると、元気で明るい印象を与えることができます。

様々なパターンの挨拶

挨拶は、時間帯や状況によって様々なパターンがあります。

タイミングよく、またその場に適した言葉をかけることで、相手に対する気遣いを表すことができます。

朝の挨拶

「おはようございます」という朝の挨拶は、1日を気持ちよくスタートさせる大切な言葉です。

社内では、他部署の人も含め、出会う全ての人に挨拶をしましょう。歩きながらでも、少し会釈しながら行います。

また自分のオフィスに入る時にも挨拶をします。電話中の人には、軽く会釈しましょう。

打ち合わせをしている人に対しても、横を通る時には挨拶をします。

向こうは話に夢中になり、気づかないかもしれず、挨拶を返さないかもしれませんが、周りの人はその様子を見ています。

何かトラブルで深刻な話をしているのでない限りは、全ての人に挨拶をするつもりで臨みましょう。

社内で人に会った時

廊下や会議室、給湯室屋エレベーターで人に会った時は、それが他部署の人でも「お疲れ様です」と挨拶します。

また、内線で社内の人から電話がかかった時も「お疲れ様です」と言いましょう。

時折「ご苦労様です」という言葉を耳にしますが、これは目上の人が目下の人の労をねぎらう時にかける言葉です。

ほとんどの場合、後輩や部下に対しても「お疲れ様」というのが一般的なので、「お疲れ様です」で統一した方が無難です。

会社を出入りする時

外出する時には、「行ってまいります」と行って出かけます。

戻ったら「ただいま戻りました」と言って、帰ったことを報告します。

昼休憩で席をはずす時は、「休憩に入ります」や「ランチに行きます」など、昼休憩で席を外すということを伝えましょう。

そうすれば、少しの離席ではなく、長くて1時間は離席している可能性があることを周りに知らせることができます。

来客に対して

お客様が来られたら、「いらっしゃいませ」が基本です。他にも「こんにちは、お世話になっております」と言えるかもしれません。

お客様のお帰りの際は、「ありがとうございました」と言って見送りましょう。

退社する時

終業時刻となり、退社する時には、「お先に失礼します」と声をかけます。

その後、相手が「お疲れ様でした」と言ってから、こちらも「お疲れ様でした」と言います。

1日の最後なので、朝の挨拶と同様に相手の目をみて笑顔で言いましょう。

これも、聞こえていなければ意味がありません。後で「あの人帰ったの?」などと、言われないように気をつけましょう。

挨拶には返事をしよう

誰かが挨拶をしたら、必ず返事をするように心がけましょう。

仕事に夢中になって、誰かが挨拶したのに気づかなかったり、目も合わさず事務的に流したりしてはいけません。

自分ではそのつもりがなくても、挨拶というのは、その返答の仕方によって相手に思いもよらない印象を与えることもあります。

時々、「あの人に挨拶したけど返事がなかった」とか「あの人は挨拶もしない!」という言葉を聞くことがあるのではないでしょうか。

挨拶は人間関係の基本なのです。

「挨拶」プラス一言

挨拶する相手によっては、通常の挨拶の後に親しみを込めた言葉を付け加えることもできます。

例えば、先だって一緒に仕事をしたという人には、「お疲れ様です。先日はお疲れ様でした!」と言えます。また「毎日暑いですね」と天候の話をすることもできます。

このように、挨拶のタイミングで、さらに一歩踏み込んだ人間関係を築くきっかけを作ることもできるのです。

まとめ

もちろん、体調が悪かったり、心が沈んでいたり、何事にも気が乗らない日は誰にでもあるものです。

そのような時に明るく挨拶するのは、努力がいるかもしれませんが、「挨拶」は不思議なもので、それがきっかけで気分が上がったり、やる気が出ることもあります。

また前日、職場の同僚と気まずい雰囲気になっていても、出社時にいつも通り笑顔で挨拶することで、お互いにリセットできることもあります。

たかが挨拶と侮らず、自分のバイオリズムを整えつつ、コミュニケーションを滑らかにする挨拶を、毎日の習慣にしましょう。